バルブの塗装に使用する塗料は、消防法で定める危険物に該当します。

その貯蔵又は取扱いは法令で規制されており、貯蔵量を管理する必要があります。

 

管理する数値(指定数量の倍数)の算出には塗料ごとに異なる値を使用しなければならず煩雑なため

リルタイムに計算するために「塗料管理システム」を自社開発しました。

弊社の基幹システムで使用しているFileMakerというデータベースソフトを使用し

入社2年目(当時)の資材担当社員が作成しました。

 

塗料保管棚にiPadを設置し塗料の増減のタイミングで数値の確認が可能となり

塗料の保管・管理に非常に役立っています。

塗料だけでなく、灯油や工作機械用オイル等も危険物に該当するため、

同じシステムにて管理するようにしました。

 

基本を理解すればシステムを容易に拡張できるFileMakerを道具とし

社内の要望を取り入れシステム拡張を行い、必要な情報を適切に管理する事が可能となりました。

 

今後も「普段の業務をより効率的にできないか」という視点を持ち、改善を進めていきたいと思います。