謹んで新年のお慶びを申し上げます。

皆様には日頃よりお世話になり厚く御礼申し上げるとともに、本年も変わらぬご厚誼を賜りますようお願い致します。

 

昨年、米国でトランプ大統領が就任したことで経済安全保障の意識が高まり、日本もその影響を大きく受ける事となりました。政府が掲げた経済安全保障強化の施策の中では、これまでオワコン扱いであった造船を中心とする海事産業が取り上げられています。政府は「造船業再生ロードマップ」を策定し、官民合わせて1兆円規模の投資を呼び込む基金創設を決定するなど、国内造船業の強化に向けた取り組みを本格的に推進。長らく中国・韓国に抜かれて世界シェア3位(10%)に甘んじてきた国内造船業にとって、ここから巻き返すのは容易な道ではありませんが、危機感を抱き続けてきた業界において大きな「最後のチャンス」かと思われます。しかしながら、造船・舶用業界では依然として深刻な人手不足が懸念されており、人材の確保・育成をはじめ、多岐にわたる課題をどのように乗り越えていくのかが問われております。

 

一方、世界的にAIの導入が一段と加速し企業のみならず個人においても日常的にAIを利用する段階へと進展しました。こうした技術革新や先に述べた業界動向の変化に対して、私たち一人ひとりがどのように向き合うか。業界の一員として責任を持ち課題に前向きに取り組んで、より良い未来へとつなげていくかを意識し、行動していくことが求められています。従業員一同、その思いを共有し2026年も明るい一年を築けるよう、力を尽くしてまいる所存です。

 

最後になりましたが、皆様の益々のご隆盛とご健勝をお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせて頂きます。

 

 

日の本辨工業株式会社

代表取締役  岡 一嘉